鍛圧機械における製造物責任(PL)の手引きは、一般社団法人 日本鍛圧機械工業会が、会員企業の「PL事故未然防止対策」をより一層充実させ、「製品安全の確保」に努めていただくことを目的に、PL対策の基礎的要件に関する事柄と、主要機種別の要件を可能な限り具体的に記述したものです。各手引きの概要は以下のとおりです。
注意:
- 手引き2~6に掲載されている警告銘板例は、主にANSI(米国規格協会)に採用されている基準に従い作成されたものです。JIS(日本工業規格)とは、安全標識の形状、色彩の使用目的、警告文言の使用などにおいて異なる表現があります。
- 各手引きは平成7年(1995)~平成11年(1999)に作成されたもので、言及している法令、規則、規格、及び参考文献が最新版と異なる場合があります。具体的にご利用の際には最新情報をご確認ください。
各手引き
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PL体制整備の手引き (pdfファイルA4×12枚 362KB)(H7.3作成)
製造物責任とその対策に関する各種の基本的事項を簡潔にまとめています。
PLとは何か、その対策として何をすればよいか、これらの基礎的な概念を把握するための手引きです。 -
警告銘板の作成及び使用に関する手引き (pdfファイルA4×18枚 605KB)(H7.4作成)
銘板の作成に関して、その基本的注意・設計基準・作成基準などをこの手引きにて詳しく解説しています。 -
警告銘板及び取扱説明書作成のための手引き(日本国内向け/機械プレス・安全編)
(pdfファイルA4×15枚 485KB)(H10.2改訂)
日本国内にて使用されるC型機械プレスを対象に、注意・警告銘板と、取扱説明書安全編作成のための必須事項及びその具体的な作例を提示しています。内容は日本国内向けになっていますので、輸出向けの機械については仕向地毎の安全規格やPL事情に従って対応してください。 -
警告銘板及び取扱説明書作成のための手引き(日本国内向け/パンチングプレス・安全編)
(pdfファイルA4×14枚 366KB)(H7.3作成)
日本国内にて使用される汎用のタレットパンチプレスを対象に、注意・警告銘板と、取扱説明書安全編作成のための必須事項及びその具体的な作例を提示しています。内容は日本国内向けになっていますので、輸出向けの機械については仕向地毎の安全規格やPL事情に従って対応してください。 -
警告銘板及び取扱説明書作成のための手引き(日本国内向け/液圧プレス・安全編)
(pdfファイルA4×16枚 527KB)(H10.2改訂)
日本国内にて使用される中型以上のストレートサイド型液圧プレスを対象に、注意・警告銘板と、取扱説明書安全編作成のための必須事項及びその具体的な作例を提示しています。内容は日本国内向けになっていますので、輸出向けの機械については仕向地毎の安全規格やPL事情に従って対応してください。 -
警告銘板及び取扱説明書作成のための手引き(日本国内向け/プレスブレーキ・安全編)
(pdfファイルA4×14枚 390KB)(H11.2改訂)
日本国内にて使用される汎用のプレスブレーキを対象に、注意・警告銘板と、取扱説明書安全編作成のための必須事項及びその具体的な作例を提示しています。内容は日本国内向けになっていますので、輸出向けの機械については仕向地毎の安全規格やPL事情に従って対応してください。 -
警告銘板及び取扱説明書作成のための手引き(日本国内向け/シャーリングマシン・安全編)
(pdfファイルA4×14枚 416KB)(H11.2改訂)
日本国内にて使用されるプレート切断用のシャーリングマシンを対象に、注意・警告銘板と、取扱説明書安全編作成のための必須事項及びその具体的な作例を提示しています。内容は日本国内向けになっていますので、輸出向けの機械については仕向地毎の安全規格やPL事情に従って対応してください。 -
システムラインの安全確保と取扱説明書作成のための手引き(日本国内向け/システムライン・安全編)
(pdfファイルA4×24枚 958KB)(H11.2作成)
日本国内の工場等に設置され、鍛圧機械で構成されるシステムラインが稼働する場合を想定し、作成された手引きです。よって、これを他の機械類で構成されるシステムラインに応用する場合は、各機種の特性を充分把握した上でご利用下さい。
- 鍛圧機械とその関連機器に対するイミュニティ試験 ガイドライン
- (pdfファイルA4×61枚 1,456KB)(H7.9作成)
このガイドラインは鍛圧機械と関連機器に使用している電子回路と電子機器及びシステムにおける電気的な妨害の排除能力に関するものです。基本としてIECpublicationに制定されたイミュニティ試験に準拠しています。