工業会JFMA規格 TI 104:2011 鍛圧機械の自動化装置-安全要求事項と保護方策

 この規格は、成形加工等を行う鍛圧機械に材料供給や製品搬出を行う自動化装置類を主役にした世界初の安全規格で、自動化装置及びそのシステムラインの安全に関して、世の中の法令・工業標準を基に、統一的・合理的な安全設計基準や加工システムトータルとしての運用基準の指針として共有することを目的に制定されました。
 規格の構成としては、自動化装置類の適用範囲、本質安全設計の水準、安全防護装置の性能、運用、統合、適用及び据付に関する要求事項及びシステムインテグレータやユーザとの責任範囲や非常時の停止方法の明確化等、加工機とのシステム化、ライン化における運用上の安全要件を規定し、その保護方策を提案しています。
 個々の自動化装置には色々な機械がありまとまりにくいことから、総花的な形を採らざるを得ないところがありました。この規格は、グループ安全規格(=広範囲の機械類で利用できるような安全又は安全装置を扱う規格、所謂B規格)に属します。故に、個別の自動化装置がこの規格の全ての規定事項を満たす必要はありません。リスクアセスメントを実施して、リスクを低減する方策として該当することについて適用することになります。

工業会規格JFMA TI 104:2011 鍛圧機械の自動化装置-安全要求事項と保護方策(A4x77+A3x4、計81枚 2MB)

TI 104「鍛圧機械の自動化装置-安全要求事項と保護方策」のフォローアップパンフレット、
「お客様の自動化装置の危険防止対策は充分ですか?」
(A3×2(A4見開き4ページ)、1.8MB)

<TI 104「鍛圧機械の自動化装置-安全要求事項と保護方策」のフォローアップパンフレット>


TI 104「鍛圧機械の自動化装置-安全要求事項と保護方策」のフォローアップパンフレット

安全装置説明

安全プレス
※安全プレスの場合はプレスメーカで安全装置とプレスのセットで販売しています。
プレス機械
光線式安全装置
手等を検出してプレスを急停止させる機能に追加して、手等が危険限界から排除されたことを検出してプレス機械を起動させる機能を有した安全装置をいい、システムとしての安全性の向上を図ることができます。それとともに作業者の負担の軽減や効率化にも役立ちます。
プレス機械
制御機能付光線式安全装置(PSDIシステム)
Presence Sensing Device Initiation。光線の遮光及び回復に基づいてプレス機械を自動起動させる感応式プレス起動装置。
プレス機械
ミス検出装置
自動プレス加工における排出検出、送りミス検出、波動検出、材料末端検出などをすることにより、材料等の飛来から作業者を守ることに寄与します。また作業者の動作範囲を縮小でき、二次的なトラブルから作業者を守ることも可能です。それ以外に、品質の安定、金型の破損防止、作業の効率化等、金型メンテナンスなどのコスト削減に役立ちます。
プレス機械
荷重監視装置
プレス加工中の実荷重を監視します。金型内での品質異常や金型自体の異常、さらにプレス機械の異常を検知することにより、プレス機械や金型の破損飛沫等から作業者を守ります。またトータルでのメンテナンス等のコスト削減に役立ちます。
プレス機械
光線式防護装置PHSPHS
セーフティライトカーテンとは、工場内の機械の稼働部や製造ラインの危険エリアなどへの、人体の接近や人体の一部(腕や手・指など)を検出して機械を停止させ、作業者の安全を確保します。コーナーミラー等の設置により多面の防護も可能で、加工機械、ロボット、自動プレスなどの危険領域をスムーズに防護します。
また、セーフティライトカーテンには、自己診断機能や、センサ本体のトラブル時にも、危険動作に結びつかないフェールセーフ機能を装備しています。
プレス機械、板金機械
プレスブレーキ用レーザ式安全装置Aux.PHS
プレスブレーキのパンチの下方にピンポイントでレーザービームを配すことにより、作業者の手等を挟まれ事故から守ります。手前の光幕がないため、従来通りのプレスブレーキ作業が行えます。
プレスブレーキ
保護めがね
飛来物、飛来粉塵、浮遊粉塵、薬液飛沫などが発生する作業現場で目への異物の侵入を防ぐめがねです。最近では密閉性の高い防曇レンズのめがねが推奨されています。
鍛圧機械全般
遮光めがね(保護面)
有害な光線、紫外線、強烈な可視光線、赤外線、レーザ光線から目を守るめがねです。
有害光線の波長に適したメガネを使いましょう。 強烈な有害光線には顔を保護する保護面タイプも有ります。(自動遮光式溶接面、等)
レーザ加工機 プラズマ加工機 等
防塵マスク
作業環境に合った防塵マスクを顔にフィットさせて粉塵漏れのない様装着しましょう。
フィトテスター付のものが推奨されています。
レーザ加工機 プラズマ加工機 等
耳栓
防音保護具、外耳道に挿入することにより遮音する構造の保護具です。正しく装着する事で作業者の聴覚障害を防止する事ができます。(耳を覆うイア・マフ タイプもあります。)
鍛圧機械全般
安全靴
危険を伴う作業場で足部の保護をする事を目的とした靴(主として着用者のつま先や甲部を保護し、滑り止めを施した靴等)をいいます。
静電靴、絶縁ゴム底靴、導電靴 等があり作業に適した靴を選定できるようになっています。
鍛圧機械全般
ヘルメット
頭部を衝撃などから守るためにかぶる保護帽の事をいいます。突起物、飛来物、落下物、転倒、墜落時にその衝撃を吸収し頭部へのダメージを著しく少なくします。電気作業用なども有ります。
鍛圧機械全般
EPモニタ付ダブルバルブ
故障検知、再起動防止、故障出力の機能を備えており、ダブルバルブの安全性向上に貢献します。既設のダブルバルブにモニタ増設も可能です。
プレス機械
DM2シリーズダブルバルブ
最新の欧州プレス規格に対応。ダイナミックモニタ搭載。パフォーマンスレベル”e”(カテゴリ4)の第三者認証取得。プレス用(Dシリーズ)、Safety用(C/Eシリーズ)の2系列あり。
プレス機械
LOXバルブ
鍵穴付残圧排気弁、メンテナンス時の残圧による事故を防止。OSHA規格(米国)に対応。
エア機器搭載の機械全般