JIS規格
原案作成団体  一般社団法人 日本鍛圧機械工業会

次に示すJIS規格は、一般社団法人日本鍛圧機械工業会が原案作成団体として専門の委員を募り、委員会を主催して作成し(2.工作機械-騒音放射試験方法通則は、一般社団法人日本工作機械工業会に依る)、一般財団法人日本規格協会を通じて発行している。

  1. プレス機械―用語
    規格番号 JIS B 0111:2017
    規格概要 金属のプレス工業において一般に用いるプレス機械及び関係する周辺装置に関する用語について規定。
    制定年月日 1963-03-01
    最新確認年月日 2012-10-22
    最新改正年月日 2017-07-20
  2. 工作機械―騒音放射試験方法通則
    規格番号 JIS B 6195:2003
    国際規格 ISO 230-5:2000 Test code for machine tools – Determination of the noise emission
    規格概要 金属板の打抜き、曲げ、成形、絞り加工などに用いるプレス機械から発生する騒音レベルの測定方法について規定。特殊構造のプレスには適用しない。
    制定年月日 2003-02-20
    最新確認年月日 2017-10-20
  3. 機械プレス―精度等級及び精度検査
    規格番号 JIS B 6402:2020
    規格概要 一般用のプレス機械のうち、金属材料の打抜き、曲げ、成型及び絞り加工などに用いる単動クランクプレス及び単動クランクレスプレスの精度に関する検査について規定。熱間鍛造用プレス、リンクプレス及び特殊構造のプレスには適用しない。
    制定年月日 1958-03-29
    最新確認年月日 2017-10-20
    最新改正年月日 2020-09-23
  4. 液圧プレス―精度等級及び精度検査
    規格番号 JIS B 6403:2020
    規格概要 金属板の打抜き,曲げ,成形及び絞り加工などに用いる液圧プレスの精度等級及び精度検査について規定。横形プレス,スライドガイドを持たないコラム形プレス及び特殊構造のプレスには適用しない。
    制定年月日 1959-02-17
    最新確認年月日 2014-10-20
    最新改正年月日 2020-09-23
  5. プレス機械―サーボプレスの安全要求事項
    規格番号 JIS B 6410:2009
    国際規格 IEC 61800-5-1 引用
    規格概要 サーボプレスに特有な危険源を規定し、これらの危険源を除去する又はこれらの危険源にかかわるリスクを適切に低減するための要求事項について規定。
    制定年月日 2009-09-25
    最新確認年月日 2019-10-25
  6. プレス機械―操作表示用図記号
    規格番号 JIS B 6420:2017
    国際規格 ISO 7000/IEC 60417
    規格概要 主として金属のプレス工業において一般に用いるプレス機械及びこれらに関係する周辺装置に関する操作表示用図記号について規定。
    制定年月日 1992-02-01
    最新確認年月日 2012-10-22
    最新改正年月日 2017-07-20
  7. ストレートサイド形プレス―仕様及び作業面に関する寸法
    規格番号 JIS B 6451:1996
    国際規格 ISO 9188:1993(MOD)
    規格概要 加圧能力が4,000から20,000kNまでの板金成形に用いるストレートサイド形の機械プレス及び液圧プレスの仕様並びにスライド及びボルスタの作業面に関する寸法について規定。
    制定年月日 1967-02-01
    最新改正年月日 1996-03-01
    最新確認年月日 2015-10-20

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JFMA規格
作成団体  一般社団法人 日本鍛圧機械工業会

一般社団法人日本鍛圧機械工業会がプレス機械などの安全に関する要求事項、精度検査など参照できるJIS規格などが存在しないとき自発的に作成したものであり、Technical Information (TI 100~)として連番で発行している。TI内容はJIS規格作成の原案になることも多く、既にJISに反映されているTIについては、アーカイブに格納している。
「機械の包括的な安全基準に関する指針」が厚労省通達の基発第0731001により事業者が遵守しなければならない事項を記載している。近年レーザ加工機ではファイバーレーザ加工機が急速に普及するのに伴い、作業者を重篤な眼障害から守る方策が求められ、作業者向講習テキストを作成し、危険源リスクの低減措置、安全方策の提言を記載している。

  1. 鍛圧機械の自動化装置―安全要求事項と保護方策
    JFMA規格番号 JFMA TI 104 :2011
    規格概要 自動化装置及び安全防護装置等の安全設計水準やその保護方策及び加工システムトータルの運用上の安全要件を指針としてまとめている。
    制定年月 2011-04
  2. ファイバーレーザ加工機の安全要求事項
    JFMA規格番号 JFMA TI 105 :2014
    国際規格 ISO 11553-1/-2
    規格概要 レーザビームの伝送に光ファイバーケーブルを用いて材料を切断・溶接するファイバーレーザ加工機に適用する安全要求事項と保護方策の考え方を示す。COレーザとの波長の違いによる危険源、ファイバーケーブル伝送による危険源、オペレータがハンドヘルドトーチで直接加工を行うことによる危険源及び保護方策について規定。
    制定年月 2014-03
  3. シャー(金属加工用)の構造に関わる日本鍛圧機械工業会基準及び安全防護に関わる推奨基準
    JFMA規格番号 JFMATI 106 :2020
    規格概要 初めてシャーの構造に関する基準を定め、それを基に安全防護基準を推奨する事によりシャーの労働災害の防止を目的に制定したものである。
    制定年月 2020-01

JFMA規格【アーカイブ】
作成団体  一般社団法人 日本鍛圧機械工業会

次に示すJFMA規格は、プレス機械などの精度検査や安全に関し対応するJIS規格が存在しなかったため、一般社団法人日本鍛圧機械工業会が独自に定めた工業会規格である。既に対応するJIS規格が発行されたものについては、アーカイブとして残している。

  1. プレス機械―精度検査【JIS B 6402:2020 に統合】
    JFMA規格番号 TI 100 :1999
    規格概要  加圧2,500kNを超える機械プレスの精度検査について規定。
    制定年月 1999-07
  2. PSDI取扱いの手引き
    JFMA規格番号 TI 102 :2001
    規格概要 プレス機械にPSDIを取り付ける場合、及び危険防止機構としてPSDIを用いた安全プレスを設置する場合を想定し、主な注意事項をまとめたものです。
    制定年月 2001-03
  3. サーボプレス―安全要求事項と方策【JIS B 6410:2009 に統合】
    JFMA規格番号  TI 103 :2008
    規格概要 サーボモータを動力源とし、サーボシステムとその制御により駆動するプレス機械の安全要求事項と方策について定めたものである。
    制定年月 2006-03
    最新改正年月 2008-07