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「MFエコマシン認証制度」を2009年4月より開始致しました。                                    認証登録リスト

  現在、環境問題、特にCo2削減の課題は、地球全体を包含するテーマであることが世界の共通認識になっていますが、(社)日本鍛圧機械工業会は、2006年10月「鍛圧機械の産業ビジョン」で、地球環境への貢献と業界の発展をキーワードに、国際競争力の強化に向けて『人と環境に優しいエコプロダクツ(環境配慮型製品)の実現』を掲げました。
  産業ビジョンの実現に向けた会員各社の活動を見える化し、国内外に信頼できる製品としてアピールすること、また鍛圧機械産業として環境配慮型製品の開発を促進し環境負荷の低減及び作業環境の向上に寄与することを目的に、2009年1月に「MFエコマシン認証制度」を制定し、2009年4月より本格的な運用を開始しました。

認証対象機種に「スポット溶接機」と「カシメプレス」が追加されました。(2012年度より)

1.

制度の概要

(1)

制度名称:日鍛工 MFエコマシン認証制度

(2)

制度の特色

  事業者団体である(社)日本鍛圧機械工業会が、外部有識者が参加した認証審議会において工業会独自に設定した“MFエコマシン認証基準”に基づき、適合審査・認証・登録・公表を行う制度です。所定の認証基準に適合した会員企業の環境配慮型製品を「MFエコマシン」として国内外にアピールすることで鍛圧機械産業として環境配慮型製品の開発を促進し環境負荷の低減及び作業環境の向上に寄与することを推進していきます。

(3)

認証マーク(日本語・英語版):
[商標登録:日本、EU、アメリカ、中国、台湾、韓国、インド、ロシアにて登録完了しています]

  認証登録製品及びその製品関連の印刷物に表示して情報提供します。



環境省のホームページに「環境物品を選ぶ際に参考となる環境ラベル」として掲載されています。
環境省の環境ラベル等データベース

(4)

情報提供を実施する主体:一般社団法人 日本鍛圧機械工業会

2.

制度の詳細

(1)

運営主体:一般社団法人 日本鍛圧機械工業会

              鍛圧機械の生産、流通、貿易及び利用に関する施策、その他諸施策の充実をはかることに
              より、鍛圧機械産業及びその関連産業の健全な発展を図るとともにわが国産業の向上に資し、
              もって国民経済の繁栄に貢献することを目的とした団体です。

(2)

制度運用開始年月:2009年4月

(3)

対象製品等の分類と製品例示:

1)プレス機械:@機械プレス、A液圧プレス、Bフォーミングマシン

2)板金機械:①パンチングプレス②プレスブレーキ、③パイプベンダ、④プラズマ加工機、

                ⑤シヤリングマシン(シヤー)、Eレーザ加工機、Fパンチング・レーザ複合機、Gスポット溶接機、

                Hカシメプレス

3)自動化・関連装置:①コイルフィ−ダ②搬送装置

(4)

着目する環境影響

  ライフステージの「設備の稼動時」を主眼に、
@エネルギーの効率的活用(省エネルギー)、A資源の有効活用(省資源)、B環境保全
の3つの環境要素に着目している。

(5)

認証マークの使用基準:

1)基準の概要
      認証申請製品は、基準製品(同等の使用目的と同等能力をもつ2000年製又は2000年以降に製造
   した製品)と相対比較して評価される。その評価項目は、(4)項で着目した環境要素を評価するために
   次の3つを評価要件(必須・選択・推奨)として定める。
      必須要件では所定の負荷運転条件下で消費電力量が15%以上削減していること 、選択要件では、エネルギー消費・
   省資源及び環境保全に関係する各評価項目の所定基準に適合した項目が3件以上あること、推奨要件では
    省エネ・省資源・環境保全に対応する装置・機能を3件(自動化・関連装置は2件)以上標準装備していることを
    求めており、3つの評価要件を全てクリアした製品をMFエコマシンと認証する。

2)基準の策定手続き
      認証審議会(委員長:東京大学 柳本教授)において工業会独自に“MFエコマシン認証基準”を策定する。

3)基準の目安
      鍛圧機械製品の環境配慮のボトムアップを目指して基準を策定。世の中の環境に対するニーズに
   沿って基準値及び基準製品の見直しを実施していく。

(6)

マークを使用するための手続き

  制度運用の概要を右のフロー図に示す。

・会員企業は、所定様式により認証基準に適合していることを証明し認証申請をする。
・認証審議会は、申請内容を審査し適合性を確認し認証する。
・工業会事務局は基準適合確認書交付と同時に認証登録番号付きの認証マークを授与する。
・各社は認証マークを使用し、MFエコマシン
適合を宣言する。

MFエコマシン認証フロー

(7)

製品情報の確認方法

  企業から認証申請書として提出される評価要件項目毎の適合証明書により確認する。

(8)

適正表示の取り組み

  制度運用規則で認証マークの適正表示の方法及び認証取り消し条件等を規定し啓蒙する。また、定期的な制度レビューで適切な運用状況を確認し、維持する。

(9)

関連情報の入手方法

1)制度全般の概要と認証マーク使用基準:MFエコマシン認証制度の概要PDF

2)認証登録状況:MFエコマシン認証登録リスト(2016-1-01現在)

3)登録状況の解析:MFエコマシン認証登録状況PDF

(10)

問合せ先:

一般社団法人 日本鍛圧機械工業会
   事務局長:中右 豊
    所在地:〒105-0011 東京都港区芝公園3丁目5番8号 機械振興会館308号
    Tel: 03-3432-4579 / Fax: 03-3432-4804

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